1. 炎症性腸疾患(IBD)について

    炎症性腸疾患(IBD; Inflammatory bowel disease)は、「潰瘍性大腸炎」や「クローン病」や「腸管ベーチェット」などの総称です。何らかの原因で、免疫機構に異常をきたし、自己の免疫細胞が腸を攻撃してしまうことにより、炎症をきたします。主に慢性的な下痢や腹痛、血便などの症…

  2. 急性下痢症について

    急性下痢症の90%は感染性であると言われております。ウイルス性、細菌性に関わらず、まずは脱水にならないように、下痢で出ていく分、しっかり水分補給することが重要です。吐き気や腹痛が強い場合には、症状に合わせて薬を処方することもあります(対症療法)。しかし、抗生物質の処方は気をつけなくてはなりま…

  3. がん罹患率

    現在、日本人のがん罹患率は大腸がん>胃がん>肺がん>…の順になっています。因みに、死亡者数は肺がん>大腸がん>胃がんの順になっています。近年、比較的簡単にできる胃内視鏡検査の普及、カメラの性能の向上により、早期の胃癌が発見され、早期に治療ができるようになっていま…

  4. 過敏性腸症候群(IBS)について

    20〜40歳代に多く見られる、下痢や便秘を繰り返したり、腹部膨満、腹痛などの症状を主として、生活の質(QOL)が低下する症候群です。IBSと診断するためには、炎症性腸疾患や他の器質的疾患、感染性腸炎なども否定することが必須となります。原因は不明ですが、ストレスフルな生活を送っていたり、不安状…

  5. 胃潰瘍・十二指腸潰瘍について

    潰瘍とは・・・胃や腸の壁に一定以上の深さの傷がついている状態のことを言います。【症状】典型的には下記のような症状が出ます。胃潰瘍:「食後」の心窩部痛(みぞおちの痛み)十二指腸潰瘍:「空腹時」の心窩部痛その他、胃もたれ、げっぷ、吐き気など。潰瘍から出血があると黒色便が出るこ…

  6. 日帰り大腸ポリープ切除について

    当院では大腸内視鏡検査を行う際、抗血栓薬内服中などの特別な場合を除き、「日帰り」での切除を行っております。これまで、ポリープ切除する際には、電気で焼灼して切除することが主流でしたが、この方法は切除後の出血により、止血処置が必要になる事が一定数、避けられないものでした。そのため、切除後は入院が…

  7. 消化器ドック・検診

    当院では、胃・大腸の内視鏡検査による消化器ドックを行っております。胃がんや大腸がんは、早期の状態では基本的に症状がありません。特に症状がなくても定期的に検査をすることが早期発見・早期治療につながります。公益財団法人がん研究振興財団がまとめたデータ(がんの統計‘18)の統計では、40歳を超える…

  8. 下部消化管内視鏡検査(通称大腸カメラ)

    「下部消化管」とは主に「大腸」ことを指します。肛門から内視鏡を挿入し、大腸と小腸の一部を観察する検査です。大腸カメラの挿入法は様々な流派があり、挿入法によってはかなり辛い検査になってしまいます。辛くなる原因は、挿入時に無理に押し進めたり、空気を入れ過ぎて腸が引き伸ばされたりするためです。…

  9. 胃がん・大腸がんについて

    今回は当院でよく遭遇する胃がんや大腸がんについて、まとめてみます。胃や大腸の壁は、内側から、粘膜、粘膜下層、固有筋層、漿膜下層、漿膜の5層の構造になっています。がんは一番内側の粘膜から発生します。そして、だんだんと根を伸ばして、粘膜下層、固有筋層、漿膜下層、漿膜へと浸潤していくのです。…

PAGE TOP