医療コラム

  1. 肛門周囲膿瘍・痔瘻

    直腸と肛門上皮の境となる歯状線という場所があります。その窪み(肛門陰窩)から細菌が入り込み、肛門腺が化膿して、膿の溜まりを形成します。それを肛門周囲膿瘍と言います。肛門周囲膿瘍が自壊したり、切開排膿することにより、皮膚とトンネル形成します。そのトンネルが自然に治癒することもありますが、大部分は膿…

  2. 炎症性腸疾患(IBD)について

    炎症性腸疾患(IBD; Inflammatory bowel disease)は、「潰瘍性大腸炎」や「クローン病」や「腸管ベーチェット」などの総称です。何らかの原因で、免疫機構に異常をきたし、自己の免疫細胞が腸を攻撃してしまうことにより、炎症をきたします。主に慢性的な下痢や腹痛、血便などの症…

  3. 急性下痢症について

    急性下痢症の90%は感染性であると言われております。ウイルス性、細菌性に関わらず、まずは脱水にならないように、下痢で出ていく分、しっかり水分補給することが重要です。吐き気や腹痛が強い場合には、症状に合わせて薬を処方することもあります(対症療法)。しかし、抗生物質の処方は気をつけなくてはなりま…

  4. 当院の内視鏡洗浄について

    当院では、日本内視鏡学会がガイドラインとして提案するように、内視鏡の洗浄はオリンパス社製の専用の自動洗浄機を用いて過酢酸による高水準消毒を行っております。実は、他社の洗浄機も複数ありますが、当院では患者さんの安全を第一に考え、コスト度外視でとことん高水準消毒にこだわりました。以下の表…

  5. 自粛生活中のお尻の悩み

    みなさま、新型コロナの非常事態宣言がようやく解除されましたが、いかがお過ごしでしょうか。日々診療しておりますと、この非常事態宣言中のテレワークが非常にお尻の環境に悪かったことがよくわかります。普段、自宅の慣れない環境で仕事をしていると、ソファで長時間過ごしてしまっ…

  6. がん罹患率

    現在、日本人のがん罹患率は大腸がん>胃がん>肺がん>…の順になっています。因みに、死亡者数は肺がん>大腸がん>胃がんの順になっています。近年、比較的簡単にできる胃内視鏡検査の普及、カメラの性能の向上により、早期の胃癌が発見され、早期に治療ができるようになっていま…

  7. 機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)

    「機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)」とは、慢性的に胃痛や胃もたれなどの症状があるにも関わらず、内視鏡検査などで異常を指摘できないものです。胃腸の動きが悪かったり、内臓の知覚過敏、心理的なストレスフルなどが原因と考えられております。現代人の多くに当てはまるとも言われますが、症状の程度は様々…

  8. 胃ポリープについて

    ポリープとは、消化管粘膜より隆起したものの総称として用いられることが多いです。胃ポリープで代表的なものは、胃底腺ポリープ、過形成ポリープ、胃腺腫などがあります。広義には胃粘膜下腫瘍も含めることがあります。胃底腺ポリープ;周囲の正常粘膜と同様の色調のポリープです。多発することが多く、ピ…

  9. 過敏性腸症候群(IBS)について

    20〜40歳代に多く見られる、下痢や便秘を繰り返したり、腹部膨満、腹痛などの症状を主として、生活の質(QOL)が低下する症候群です。IBSと診断するためには、炎症性腸疾患や他の器質的疾患、感染性腸炎なども否定することが必須となります。原因は不明ですが、ストレスフルな生活を送っていたり、不安状…

  10. WEB予約システム

    当院では、外来の待ち時間短縮のため、WEBでの予約システムを導入しております。当日朝8時から予約可能で、順番予約となります。平日午前の診察予約は8時00分〜11時00分の間にお取りください。平日午後の診察予約は8時00分〜16時30分の間にお取りください。土曜日のみ、8時00…

PAGE TOP