大腸憩室症

大腸の壁の強さと、腸管内圧のバランスが崩れたために、大腸の壁の一部が風船状に膨らんでしまう病気です。多くは多発します。
慢性便秘症や、慢性下痢症、高齢などが原因と考えられます、
大腸憩室症のほとんどは無症状であり、治療の対象にはなりませんが、憩室出血や憩室炎といった症状を来たす場合には治療が必要になります。

憩室出血の症状は、下血です。
憩室出血は多くの場合、自然止血が期待できますが、貧血の進行や血圧の低下など、止血がされない場合には、緊急内視鏡を施行します。出血点が同定されたら、クリップなどにより止血を行います。しかし出血点が同定できない場合も少なくなく、再出血する可能性もあります。

また憩室炎の症状は、腹痛です。
症状の程度は様々であり、外来通院での治療ので済む事もありますが、炎症が強いと入院による治療が必要な場合もあります。憩室の壁は薄いため憩室穿孔(穴が空く)を来す場合もあります。その場合は緊急手術が必要になることがあります。
状態に合わせて、適切な治療をご提案させていただきます。

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