胃ポリープについて

ポリープとは、消化管粘膜より隆起したものの総称として用いられることが多いです。
胃ポリープで代表的なものは、胃底腺ポリープ、過形成ポリープ、胃腺腫などがあります。
広義には胃粘膜下腫瘍も含めることがあります。

胃底腺ポリープ;周囲の正常粘膜と同様の色調のポリープです。多発することが多く、ピロリ菌感染胃にはできないとされています。基本的にはがん化する可能性はないポリープですので、治療は必要なく、経過観察となります。

過形成ポリープ;発赤の強い、ピロリ菌感染のある萎縮性胃炎を背景としていることの多いポリープです。稀にがん化する可能性もあり、出血のリスクもあるポリープです。大きさや形態によっては治療が必要です。

胃腺腫;萎縮性胃炎や、それによって腸上皮化生(胃粘膜が腸粘膜に置き換わった状態)が進むと、腺腫が見られることがあります。放置していると、がん化するため、診断されたら治療が必要です。

粘膜下腫瘍;粘膜の下にできる腫瘍全般を指します。GIST、平滑筋種、脂肪腫、膿瘍、迷入膵などがあります。大きさや形態、種類によっては外科治療が必要になります。

上記疾患は基本的には症状がありません。
早期発見早期治療のためには、症状がなくても、定期的な検査・検診が重要になります。

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